整形外科という診療科、内科ではないのはわかっていただけますが、「外科」とつくから、手術をするのがメインなのかもというイメージを持っている人が少なくないのです。もちろん必要に応じて外科的手術も行いますが、その目的は、患部を取り除いて治癒に向かわせるというものではなく、むしろ機能回復を目指した治療を行うのが普通です。
整形外科で治療するのは、主に骨や関節、脊椎、人体、筋肉や腱といった、臓器では内部分です。心臓や肺、胃腸や肝臓という内科とは、ここが大きく異なります。耳鼻咽喉、眼、口腔、脳など、頭部は細かく別れて、それぞれ別の科が対応していますから、おおざっぱに言えば、首から下の臓器以外の部分ということでしょうか。
それらの部位がしびれたり、腫れたり、内出血を伴っていたり、変形が見られたり、歩行や一定の姿勢を保つ上に障害が感じられたり、スポーツで負傷したりというケースでかかるのが整形外科です。
日常生活を苦痛なしに送っていただくために、身体の大切な部分をサポートしているということです。